@article{oai:luke.repo.nii.ac.jp:00003238, author = {王, 怡今 and 森定, 美也子 and WANG, Yichin and Morisada, Miyako}, journal = {聖路加国際大学紀要, Bulletin of St. Luke’s International University}, month = {Mar}, note = {本稿では,「移行対象」の出現に関して異文化による差異や共通点を検討し,母親との接触要因や育児 の心理状態から考察を加えた。乳幼児の母親を対象に調査を行った結果,日本の移行対象の出現率は 50.2%であり,台湾より出現率が低い(68.3%)結果となったが,日本の移行対象出現率は先行研究より も高い傾向が見られた。また男児より女児の方が,発現率が高いという結果は日本も台湾も同様であった。 台湾と日本の調査結果からは移行対象の出現に「生育環境要因」が関与している可能性は見られなかった。 母親の子育てによる母性意識の変化に関して,台湾の母親は日本の母親よりも全体的に母性意識の変化 が高いことがわかった。また,日本と台湾両国において,母親が「育児に伴う心理的葛藤」を持つと, 敏感な幼児は移行対象を使用しやすいという結果が得られた。この結果は,近年の女性の社会進出や共 働き世帯,シングルマザーの増加とも関連している可能性がある。}, pages = {27--34}, title = {日本と台湾における乳幼児の移行対象の出現に関する比較文化研究}, volume = {9}, year = {2023}, yomi = {ワン, イチン and モリサダ, ミヤコ} }